寝付けない、早朝目覚める、夢を見る
息苦しい、息が吸いづらい
慢性の肩コリ、腰痛がなかなか治らない
①交感神経
「ここぞ!」という時にスイッチが入るのがこの働き。仕事やスポーツ、家事やプレゼンなどで力を発揮したい時に優位になります。
・心拍が上がり、全身にエネルギーが巡る
・筋肉が引き締まり、瞬発力が高まる
・身体が“戦闘モード”になり集中力アップ
頑張りたい場面ではとても大切な働きですが、常にオンの状態が続くと疲れやすくなってしまいます。
②副交感神経
心と身体を緩め、睡眠前やくつろぎの時間に優位になります。
・呼吸や心拍がゆっくり整う
・血流が穏やかになり、身体が温まる
・消化吸収がスムーズになり、内側から元気に
質の良い休息は、明日のパフォーマンスを支える土台です。
自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2つの大切な働きがあります。
この2つは互いに反対の役割を持ち、まるでシーソーのようにバランスを取り合っています。
活動的に動くためのスイッチが「交感神経」
リラックスして体を回復させるスイッチが「副交感神経」です。
仕事や家事、運動などで集中しているとき、心と体は自然と活動モードになります。
心拍や血圧が上がり、エネルギーをしっかり使える状態。これが交感神経が優位な状態です。
一方、夜ゆっくりと休む時間になると、体はリラックスモードへ切り替わります。
呼吸は穏やかになり、心拍や血圧も落ち着きます。これが副交感神経が優位な状態です。
大切なのは、この2つの神経が生活の場面に合わせてスムーズに切り替わることです。
この切り替えがうまくいくことで、呼吸・血流・消化吸収・排泄・体温調節・発汗・睡眠など、私たちの体の働きは24時間休むことなく整えられています。
症状が一人一人違うように、その原因もまた一人一人違います。自律神経のバランスが乱れるのには、いろいろな原因が複雑にからみあっていると言われています。
★生活のリズムの乱れ
夜更かし、夜型人間、夜間勤務や、子供の頃からの不規則な生活習慣など、人体のリズムを無視した社会環境やライフスタイルが自律神経失調症を引き起こします。
★過度なストレス
仕事などの社会的ストレス、人間関係、精神的ストレス、環境の変化など、過剰なストレスが蓄積すると自律神経失調症になりやすいです。
★体質的要因
子供の頃からすぐ吐く、下痢しやすい、環境が変わると眠れないなど、生まれつき自律神経が過敏な人もいます。また思春期や更年期、身体が弱っているときは自律神経のバランスが乱れやすくなります。
★性格的要因
神経質、几帳面、完璧主義、責任感が強い、記憶力が良い、こだわりが強い、ストレスへの抵抗力が弱い傾向のある人も自律神経失調症に陥りやすいタイプといえます。
★環境の変化
現代の生活は適応能力が衰えやすく、社会環境の変化、人間関係や仕事などの環境の変化などへの不適応や過剰適応から自律神経失調症になる場合もあります。
①貧血による不調
次のような症状は、自律神経の乱れとよく似ています。
ふらつき、立ちくらみ、疲れやすい
息切れ動悸、顔色が白い
貧血は血液検査で確認できます。
鉄不足が原因の場合は、食事や内服で改善が期待できます。
「疲れやすいのは体質」と思い込まず、一度検査することが安心につながります。
②甲状腺の病気(バセドウ病など)
甲状腺ホルモンが過剰になると、次のような症状が出ることがあります。
動悸、手の震え、息切れ、下痢
強い疲労感
これらは自律神経症状と非常によく似ています。採血でホルモン値を調べることで判断が可能です。
適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できます。
③膠原病(関節リウマチなど)
免疫の異常によって体に炎症が起こる病気です。
「なんとなく不調が続く」という形で始まることもあります。
早期発見・早期治療がとても重要です。
④がんが原因の場合も
ごく一部ですが、次のような症状が初期サインになることもあります。
「ストレスのせい」と決めつけず、必要な検査を受けることが大切です。
自己判断は危険です
✔ 長く続く症状がある
✔ 以前より悪化している
✔ 生活に支障が出ている
このような場合は、まず一般内科などで検査を受けましょう。
当院では、いきなり施術に入ることは
ありません。
まずは 脈・お腹・舌の状態を丁寧に
確認し、全身のバランスを総合的に
チェックします。
体は一部分だけが悪くなるのではなく
全体のバランスの乱れとして症状が
現れます。
だからこそ、原因を見極めたうえで施術を組み立てることが大切なのです。
■ 手足のツボを活かした「全身調整」
自律神経の乱れに対しては、体に強い刺激を与えるのではなく、必要なポイントにやさしくアプローチする全身調整を行います。特に自律神経の調整を目的として、以下の部位を状態に応じて組み合わせます。
■ 主に用いるツボ
①おへそ周囲
②ふくらはぎ周辺
③手足の指の付け根部分
④背骨の下部
これらの中から、その方の状態に合わせて最適な組み合わせを選択し、
過剰に緊張した神経を落ち着かせ、働きが低下している部分を活性化していきます。